2007/09/06 (木)
空いている日を利用して好き勝手な事を書きます。
農薬の使用者にも免許制を! という意見が以前からあるようだ。 私も基本的には賛成。正直言って、農協で「トマトの葉カビに効く薬を下さい」と言って農薬を買いにくるような人にはそろそろご退場願いたい。真剣さに欠ける。
ただ、ホームセンターで売っているような家庭菜園や家庭園芸用の薬はどうするのかなど、実施することになれば課題も多そう。 オルトランやマラソン、各種除草剤が一斉にホームセンターから消えたら(あるいは免許が無いと買えないとなったら)困る人が大勢出そうだ。 反動で、いかがわしい植物保護材の類がたくさん出てきそう。
免許制は賛成だけど、実際にどれほど効果があるかというのは疑問。 農薬よりも更に人の命に直結していて、実際に実技などの試験がある自動車の運転免許だって、実態は酷いものだからだ。 しかし、残留検査を増やそうとしてもその費用の出所が無い。 また、関係者の話によると、その残留検査そのものが実にいい加減なのが少なくない..というのが実態らしい。 数字はそれっぽくでてくるけれど、実際に分析しているのは技量が未熟な人だったり、素人に毛が生えたような人だったり。 結果が出て「数字がおかしい」とクレームが来る頃には、どうせ検査したサンプルは無いから真相はバレないので、検査は適当でOKだとか...コスト削減のしわ寄せだろう、多分。
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