2007/06/16 (土)
朝、レタス出荷。10キロ箱70ケース。 あと、直売所へレタスとキャベツを出荷。レタスは@100円、キャベツは@90円。 隣のスーパーでは、レタス、キャベツ共に99円。 隣のスーパーがレタスを99円にしたら、ウチの100円レタスの売り上げがかなり減った。 当日朝とれたてという価値は1円より安いと思っている人がだいぶいるらしい。 キャベツは9円ウチの方が安いこともあって完売。
ところで、夏に選挙があるが、その後に消費税の税率変更が焦点になってきそうだ。 新しい税率が8%になるのか、10%になるのか知らないが農家は戦々恐々である。 一昨年、野菜の相場は低迷し農家は価格低迷に苦しんだ。 圃場廃棄処分しても値が回復しない。 この原因は、4月に行われた内税表示への変更だったからだ。 スーパーは、外税で100円で売っていた物を内税で100円のまま据え置いた。 その5円は流通業者がかぶった。その余波で市場価格が低迷してしまったのである。 仮に消費税が3%アップの8%となったら、スーパーなどは「3%位、テメエの方でなんとかしろ。ウチは知らん」と言ってくるであろう。先の5%でさえそうだったのだから。 そうなると、再び価格は低迷することが予想される。 農業資材は消費税アップ分以上に値上げされるだろうから、農家にとっては上からも下からもダブルパンチとなることが予想される。 ああ、憂鬱だ... できれば、市場やスーパーはあんまり相手にしていきたくないなぁ..もちろん、個人相手の商売はそれはそれなりに苦労があるのだろうけど。
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