2007/06/10 (日)
朝、レタスの出荷。10キロ箱10ケース、5キロ箱61ケース。 61ケースというと、何か中途半端な数だがこういう注文なので.. 後、直売所へ15玉。普通なら25玉位は持って行くところだが、今日は雨で客入りが少ないと見た。
収穫作業で一番大事なのは、それは切れ味。 レタスでも、ハクサイでもキャベツでもたいていの人は収穫包丁で根元から切って収穫する。 その包丁の切れ味がとても大切。 一日に、何百、何千という数を切るのだから刃の手入れはしっかり行わなければならない。 しかも、台所でまな板の上で切るのとは違い、時には泥が付いていたりするものを切る訳だから、あっという間に切れ味が鈍る。 切れ味が鈍ってくると、切り口が汚くなり商品としての見た目に影響する。 なによりも、切れない包丁では自分が疲れる。以前、切れ味の鈍った包丁で一日中キャベツを切り続け、腱鞘炎になるかと思った事がある。 レタスよりは白菜、白菜よりはキャベツの方が堅いので切りにくい。キャベツを切るときは、しっかりと体重を乗せて切らねばならない。手首だけで切っているととても疲れる。
収穫包丁はいつも、風呂に入った時についでに研ぐ事としている。 まず最初に、荒い砥石で十分に研ぐ。次に中目、最後に仕上げ用の目の細かい砥石..と三つの砥石を使う。 研ぎ進むに従って、みるみる切れ味がよみがえってくるのが分かる。 研ぎ終えたばかりの包丁を親指の爪の上に立てて、そっと引いてみる。 刃が吸い付くように爪に食い込めばOK。爪に食い込まずに、横に滑るようならまだまだだ。 うまく研げた時などは、その切れ味に思わずニンマリしてしまう。端から見たら、完全にアブナイ人である(笑)
画像1 今、使っている収穫包丁。普通の包丁と違って、先は尖っていない、先の部分も刃になっているので、ここでも切ることができる。
画像2 管球式オーディオアンプのクローズアップ。こうしてみると、なにやら近未来的な景色のよう。
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