2007/06/03 (日)
本日の出荷。レタス10キロ箱20ケース 5キロ箱60ケース。
出荷作業の後は、次にマルチを張る畑に肥料を撒く。 ボカシ肥料 N=4kg/10a 硫酸カルシウム30kg 高度リン肥40kg、ダイアジノン6kg。 ダイアジノンは殺虫剤。土中にコガネムシの幼虫がチラホラといるので...藁を鋤込んだり、緑肥を鋤込んだりするとこういった土中の害虫が多くなる。
肥料を撒く量は畑によってかなり異なる。今年、一番たくさん肥料を撒いた畑は N=42kg/10a 一番少ない畑はN=1.5kg/10a。 品種は違うけど、どちらもレタスの畑だ。 もっとも、N=42kgの畑は異常に痩せている畑なので、これは特別扱いだけど。 さすがにこれだけの量となると、ボカシ肥料という訳にはいかず、高度化成と石灰窒素で施肥した。 これを全量、ボカシ肥料で..となると10aに86袋というトンデモナイ量となる。ボカシ肥料代だけで15万円位かかる...
肥料を撒いた畑を耕している間に、嫁さんにはヤングコーンの定植、ヤーコンの定植を行ってもらう。
午後、午前中に肥料を撒いた畑のマルチ張り。 取りかかりが遅かったので、全部張り切れなかったが、すぐに畑の周囲に鹿よけのネットを張る。 明日はこの続き。
夕方、防除作業。5口目 アグリマイシン、ロブラール、ハチハチ。 6口目と7口目は生育が遅れているので葉面散布。魚ソリューブル500倍。
さて、今年も出るのだろうか? 圃場廃棄処分。 年々、天候が不安定となり出来、不出来の波が大きくなってきているのは確か。 ネットをあちこち除いていたら、圃場廃棄処分についてこんなサイトがあった。 http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama--col4029.html
さぁ、これを読んで一言..これを書いた青山某って何物なんだろうか? 廃棄処分対策として、販路の多様化を挙げているけど、実際は無理なのよ。 販売店だって、市場に品物がジャブジャブあふれて安くなっている時に、わざわざ契約の高い品物を買いやしない。FAX一枚送って契約分をキャンセルして、市場から安いものを入れる。 それを何と称して売るのかは知らんが.. みなさん、少しでもサヤを抜こうと一生懸命なのだ。 販路を増やしても市場にジャブジャブ品物があふれている時は、あっちからもこっちからも「今は要らん」と言われてオシマイ。それが現実。 いつでも品物が切れ目無く十分供給されている状態を維持するためには、ちょっとしたきっかけで供給過剰に陥ることは不可避だと思うんだけどね。
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