レストラン シェフ訪問
2007/05/30 (水)

朝イチで出荷作業。20ケースのみ。

その後、レストランのシェフが野菜を取りにくる。
サニーレタス、リーフレタス、玉レタスを収穫。
まだ、今の時期はスローペースだが、最盛期には店で使い切れない程の野菜がとれ始める。
昨年は、サラダバーとかやったがそれでも消費しきれない部分が出てしまった。
今年はもうちょっと調整していくつもりだがどうなるか?
店の評判も徐々に上がってきて、年々、お客さんは増えているらしい。
ファミレスなどでは飽き足らなくなったお客さんが増えてきているのだろうか。いずれにせよ、嬉しい事だ

先日、この店で働かないかと紹介した人が断りの連絡をしてきた。
この店は、予算の到達度によって月々の給料が変動する..とはいっても10%程度だそうだが。
どうも、それが気に入らなかったようだ。しかし、自分の店は持ちたいと言う。
今までは大きな企業が経営するレストランでシェフとして働いていたので、給料は上がることはあっても下がることはない。
まだ、気持ちの切り換えがうまくできていないようだった。

他のとところで開業しているシェフで、この切り替えができなくてとても苦労している人がいる。
雇われている時には、コストの事などあまり考えずに美味しい料理だけ作っていれば良かった。
ところが、自分が店を経営してみると数字の面がまるでうまくいかない。
今までそういった点はあまり考えてないのだから、どうも考えが手薄になっているようだ。
しかも、料理には自信を持っているからちょっとやっかいだ。
もちろん、料理には自信を持っていていいのだけど、いい料理を出していれば自然と客が来る..と本気で思っているところが問題。
「シェフ、料理が美味しいのはもちろんだけど、自分の言葉できちんとお客さんと接することができないと、これからはダメだと思うよ。俺の料理を食ってみろ..的な方法はもう、通用しないんじゃないかな?」
と言った事もあるのだけど、あまりよく分かってもらえないようだった。
このアドバイスが的確かどうかは自分でも自信が今ひとつ無いが、これから伸びそうな店を見ていると、料理が美味しいだけでなく、シェフやスタッフがきちんと自分の言葉でお客さんと接する事ができている所が多い気がする。
マニュアル的な対応や、どうだ、俺の料理は! 的な店は、今は良くても先は長く無さそう。
もちろん、世界で五本指位に入る卓越した料理の腕があるのなら別だけど。
値段が高い店ほど、料理以外の物も求められるから難しいな..

その後、朝の涼しいうちにレタスの防除作業。今日は午後、雨が降るそうだから。
レタス三口目 トップジンMとハチハチ。

その後は、畑の耕耘作業。
そして、鹿よけネットの支柱を立てる作業。
嫁さんには、次のレタスの定植穴開けと除草をやってもらう。

午後からは雨...お休みとする。

直売所への出荷は1ケース 12玉。
午後の早い時間には売り切れたようだ。
隣のスーパーはレタス、キャベツ共に1玉99円となった。相場がだいぶ下がったようだ。
この店はいつも99円で売っている事がおおいのだが、そういう状態がずっと続くと、偶に128円になるとひどく高くなったように感じるので不思議である。

今年は、レタス、キャベツ以外にブロッコリも継続出荷を目標としている。
やはりコンスタントに品物を置かないと、なかなかお客さんに来てもらえない。
夏に葉菜類をコンスタントに出荷しているのはウチだけなので、直売所にますますお客さんが来てくれるように頑張っていきたい。

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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