2007/04/07 (土)
ebayで落札した品物が送られてきた。 アメリカのアイオワ州から。 落札価格$125に対して送料$40かぁ。 やはり送料がネックだな。それでも、国内で買うよりは安いけどね。
でも、正直、ebayの品揃えを見ていると何でもアリという感じで、規模から見るとヤフオクがとてもチャチに見える。 本物の頭蓋骨とか出品している人もいるし。結構、入札があったけど(見たときは$200ちょっとになってた)買った人はどうするのかな...
それにしてもeBayのシステムは精神的によろしい。 それは自動延長という、落札者にとって実に忌々しいシステムが無いことによる。 延長に延長を重ね、いつ終わるかも分からない泥沼状態になるというのは、実に精神的にいやなものだ。
あてどもなく、ぶらぶらと見てたら管球式アンプで安く出品されているものを見つけた。 なんと、7GBPでオークション開始で、まだ誰も入札していない。 残り時間は僅か数時間ほど。 実は、このアンプ、日本のヤフオクでも偶に見かける中国製の新品なんだけど、いくら安いとはいえ£7.00は安すぎる。 今のレートで換算すると僅か1700円ちょっと。
さすがにおかしいんでないの?? ってことで、説明を見ると、送料に£175頂きますってある。43000円位かぁ、そんなにかかるわけないよな〜 つまりは、何かの方法で安く送る手段を持っている人が、品物の値段は安くみせかけて実際は送料としてもらっている分で稼いでいるってことだろう。
実は、この手は日本国内でもよく使われている。 よく見かけるのは、ジャガイモ。 「イモ代はタダです。でも送料は1500円頂きます」というような広告を見たことが無いだろうか。 北海道の観光地あたりへ、夏に行くとホテルなどによくこういったパンフレットが置いてあるそうである。
これも実は、同じカラクリで実際にかかる送料は300円ほどなので、残りの1200円を芋代として頂戴するという仕組みになっているそうだ。 そりゃそうだ、誰もタダで品物を送るやつなんていないものね。
話は元に戻って、そのアンプだが、£7.00で落札されても儲かるって事は送料をプラスして実際の値段は£182。 円に換算すると45000円ほど。 本当に必要な送料もあるだろうから、これがそのまま製品の価格ではないだろうけど、中国というところでは本当に品物が安くできるんだなと痛感。 日本でもし、メーカーが同じものを作ったらゼロがもう一個多いな。 個人で作っても、二十万円はくだらなさそう。
どれくらいの性能を持っているかは未知数だけど、応札してみようかな...
ジャガイモのその話を聞いたとき、数さえまとまれば10キロのダンボールがたった300円で宅配便で送れるとは驚いた 普段、一般の人が宅配便を使うときは随分と割高となっていることを痛感した一件だった。 やはり数は正義である。
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