2007/02/21 (水)
管球アンプの修理にとりかかる。 改めて回路図をよく見てみる。
どうも、出力管が定格目一杯の動作のようだ。 出力を稼ごうということなのだろう。 ちょっと前の質がよい真空管が供給されている頃なら、タマに信頼性もあって、これでも良かったのかもしれない。 しかし、今は質が良くない中国製、ソ連製の真空管しか売ってない。 これを目一杯の定格で使うのはどうも気が乗らない。 そんなわけで、出力は下がってしまうがB電圧を少し落として余裕を持たせて使ってみたいと思う。
パンクしたケミコンを取り替えて、仮復旧させたところで火を入れてみる。 計算ではケミコンには60V程度しか電圧がかからないハズだが..なんと190Vもの電圧が印加されている。 やはり、今、付いている中国製の出力管に問題がありそう。 理由は分からないが、設計値よりかなり多い電流が流れていそうだ。 これでは、整流管も持たないであろう。
今回は、替えの出力管を買って来なかったので(買ってきた虎の子の2A3Wはいきなり差したくない..)信頼のおける、交換用の出力管を用意しなくてはいけない。
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