2007/02/20 (火)
秋葉原の続き...
秋葉原駅の電気街口を出て新しくなった万世橋警察の並び、鉄道のガード下にニュー秋葉原センターと呼ばれる一角がある。 http://www.akiba.or.jp/map/map7.html
「ニュー」とは言うけれど、いつの時代の「ニュー」なのであろうか? 30年前のニュー? この一角に国際ラジオという店がある。 歩道にジャンク品を並べ、ウナギの寝床のような店にはいったい何点もの商品..もうゴミと化しているものもかなりあるようだが..があるのだろうか。 歩道に並べてあるものは、まだ、一応「商品」っぽいけれど、店の奥に足を進めるとそれはそれはすさまじい。 何年ぶりかにアキバを訪れた私が、前回訪問時にはもう多分、そこにあっただろう商品がホコリをかぶって並んでいる。 並んでいるのは、ありとあらゆる電子部品..コンデンサ、抵抗、ボリュームのつまみ、スピーカー、端子類などなど。 棚の下には、未整理の商品がもう、中が見えないくらい不透明に汚れた透明なビニール袋に入って並んでいる。 この店主は、この店の商品を把握しているのだろうか。 肝心な値段は....当然、一点一点、覚えている訳はなかろう.. 試しに、適当に部品を買ってみた。 品物を袋に詰めながら、暗算しているのだろうか? 品物を手渡しながら「はい、2280円」ともっともそれらしいことを言う。 当然、細かい部品などで個々に値段の表示は無く、バーコードなんていう気の利いたモノはついてない。 まったく、一日の売り上げはいくらくらいなのか、客はどういった人が来るのか別の意味で興味のわく店である。 この店の二階は、メイド喫茶となっているようで、このホコリにまみれた陳列棚の横を、メイドさんが通っていくのを見かけた。 何とも不思議な光景であった。
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