2006/12/31 (日)
コナ オハナゲストハウスのオーナー ダニエルさんが昼はグリーンウェルファームでビジターのガイドをしておられるということで、早速、見学に行きました。
ダニエルさんの御案内で、コーヒー畑や集荷場、コーヒー豆の皮を剥く設備、乾燥させる設備(天日乾燥!)選別、袋詰めをする設備など、ほとんどの場所を見せてもらいました。 面白かったのは天日乾燥の設備。皮を剥いて洗浄した豆を一面に広げて日光に当てて乾燥させます。 で、雨が降ってきたらどうするかというと、移動式の屋根があるんです。豆を干してある大きな台の両側にはレールがついています。屋根はレールの上をゴロゴロと移動して引っ張ってこれるようになっています。 雨が降ってきたら、端っこに寄せてある屋根をコーヒー豆が広げてあるところまで引っ張ってくるのです。 これは、移民でやってきた日本人の知恵だそうです。だから、このコーヒー豆を天日乾燥させる設備のことを現地でも「干し棚」というそうです。 もちろん、発音は英語チックで「ホシダァーナァ」という感じで、日本で育ったダニエルさんもそれが干し棚の事を指しているとは最初は気が付かなかったと笑ってました。
グリーンウェルファームでは、自分のところでコーヒーを栽培、加工している以外に、近隣のコーヒー園から収穫されてきたコーヒーの加工委託も受けています。扱う豆の量としては後者の方が圧倒的に多いそうです。 コーヒーというのは儲からないらしく、小さなコーヒー園をやりながら他に職業を持っている人がほとんどだそうで、朝、会社に行く前にコーヒーを摘んで持ってくる人もたくさんいるとのことです。まるで日本の米のようです。 コーヒー豆は摘んでから24時間以内に乾燥行程まで持って行かないと品質が劣化するそうで、摘んで溜めておくということはできないそうです。
1本のコーヒーの木から、1年に$15程度しか売り上げがとれないそうです。当然、ここから各種経費が差っ引かれるわけで、確かにコーヒー栽培はそんなに儲かるもののようではなさそうです。
もう一ヶ所、コーヒー園を見ておこうとドトールコーヒーの農場へ...
ここは噴水などもあって、本当にきれいな庭園になっています。山の斜面にあるため、景色も素晴らしくコナの町も見渡せます。 あと、コーヒーの木以外にもフルーツの木がたくさん植わっています。このフルーツはどうぞご自由にお取り下さい ということでした、嬉しい!
画像1:ドトールコーヒ園 花もたくさん咲いていて本当にきれいな庭園 画像2:ドトールコヒー園 パパイヤの実がついてます 画像3:ドトールコーヒー園 園内を野良七面鳥が闊歩してます
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朝一番、リフト乗り場まで板を抱えて歩いて登ってきた娘一人、息子一人 父親一人の三人組のお客さん。 父親と息子は、板を履くなり先にリフトに乗って行ってしまった。 ところが、最後に残った娘はリフトに乗ろうとしない。困っている様子。 聞くと、ファンスキー板の履き方が分からない..という。 私が見ても、なんだかよく分からない金具だった。適当にいじって壊してもいけないし、どうしたものか..と思っていたところへちょうど通りがかったスキー学校の先生。 これ幸いと呼び止めて、見てもらいました。 きちんと、板を履けてこれで解決。
しばらくして、リフトの終点から連絡。 乗っている途中で、スキー板が外れて落ちてしまったお客さんがいるという。 早速、パトロールに取りにいってもらう。 誰が落としたのかと見ていると、朝の親子三人の、今度は息子の方。 何かと人騒がせな親子でありました。
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