2006/12/16 (土)
Ikiクレーターの底は、西側はゴツゴツとした溶岩原、東側は滑らかで比較的平らな溶岩となっています。
人の踏み跡を辿って先へ進みます。大きく盛り上がった溶岩や割れ目などを避けて東へと進んでいきます。
ここはとても人気があるトレイルなので、途中、多くのハイカーとすれ違いました。皆さん、歩くことが好きそうで本当に目が楽しそうです。 たいていの人がすれ違いざまに「Hello」とか「Hi!」とか声をかけていってくれます。中には「どこから来たの?」と聞いてくる人も。
ゴツゴツして歩きにくい区域を過ぎると、今度は比較的平らで滑らかな溶岩の区域に入ります。ここまでくると歩くのがかなり楽になります。 また、この平らで歩きやすい部分だけを歩く人達も大勢いるようで、この区域だけは他に比べて人がたくさん居るようにみえました。 クレーターのこの平らな部分に降りてくるには、Thurston Lava Tubeの駐車場に車を止めて、駐車場の脇にあるIkiトレイルの階段を下れば、手っ取り早くIkiクレーターの平らな部分に出ることができます。 でも、それだけではこのトレイルの魅力を半分しか味わったことになりません。
ガイドブックによると、このクレーターの地下1マイルにはまだ、ドロドロの溶岩があることが確認されているそうで、その証拠にクレーター内のいたるところで地面から湯気が上がっています。
クレーターを横断し終えると、クレーターリムドライブがある高さまで、崖を登らなくてはなりません。 ずっと登り坂と階段となり、ここはちょっとキツいところです。 登り終えると、そこはThurston Lava Tubeの駐車場です。 ここからIki Overlookまで戻ろうとした時、道の向こう側から私達を呼ぶ声がしました。 「この奥にLava Tubeがあるけど、もう見たの?」そう言っているようです。 「ありがと、でもここはもう、見たので」と返事をして車まで戻りました。
画像1:クレーター内からプウ プアイを裏側から見上げる 画像2:やっと東側の溶岩が平らな区域に出てきました 画像3:クレーターを横断し終えて後ろを振り返ってみたところです。あとは、道路がある高さまで崖を登ります。
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