2006/12/08 (金)
ハワイ島にはマウナ・ケアという名の、標高4200mを少し越える高さの山があります。 この山の頂上近くまでは道路が通じており、その終点には各国の天体望遠鏡がずらりと並んでいます また途中、標高2800mのところにマウナ・ケアを訪れる人の為のビジターセンターがあります。
ビジターセンターから先は、道路が未舗装のためレンタカー会社の規約で乗り入れが禁止されているけど、レンタカーを借りる時に尋ねたら、ビジターセンターまでは行っても良いということだったので、久し振りに訪れてみることとしました。 (ダラーレンタカーはOKが出ましたが、サドルロードへの乗り入れ自体を禁止しているレンタカー会社もあるようです)
マウナ・ケアへ行くには、島の中央を東西に横切っている200号線(通称 サドル ロード)を通ります。 この道は、名前の通り馬に乗る時の鞍のように、道路の起伏が大きくなかなか見通しがききません。 センターラインはありますが、路面の舗装が悪いため路肩を避けてセンターラインを跨いで走っている車も多く(しかも飛ばして!)坂の頂上付近に差し掛かった時、急にぬっと対向車が真ん前に現われてヒヤッとする事も多い道です。
しかし、サドルロードからの景色は本当に素晴らしく、海までスコーンと抜けた風景が楽しめます。このような景色はなかなか日本では見る事ができませんね。
このサドルロードのほぼ中間地点に、マウナケアへの頂上へ向かう道 サミット ロードが接続しています。 サミットロードへ入ってしまえば、こちらの道は道幅も十分で舗装も良く、とても整備されていますが坂はとても急な角度になっています。 こちらの道はむしろ、帰りの下り坂に要注意です。
*2003年12月10日の日記に、前回、すばる望遠鏡を訪れた時の様子が書かれています。
画像1:サドルロードの途中にて。遥か遠くの海までスコーンと見渡せる風景。見えている山はフアラライ山。 画像2:サドルロード 画像3:サミットロードの途中。実は結構急な坂。この先にすぐのところにビジターセンターがある。
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