新政権誕生。
最も気になっているのは消費税である。
値上げを言明しているから、遅かれ早かれ税率は間違いなくアップするだろう。
単純に物価の値上げを心配しているのではない。
税率のアップを売り値に転嫁できないのではないかと心配している。

先に、税込み価格の表示が義務付けられた時のこと「税込み表示になってもウチは今までの税抜き表示と値段は変えないからね」というのがスーパーの言い分。
もちろん、自前の利益を削るつもりはさらさら無いわけで．．．
平たく言えば納品業者に向けて「おい、5%位そっちで下げろ」ということである。
昨年の野菜の価格低迷の根底にはこの構造があるといわれている。

仮に消費税が10%になっても、納入価格は税込みで今までの価格の据え置きを要求してくるのは間違いない。
そして生産者にそれに対抗する手だてはない。