2006/04/26 (水)
相変らず曇った空。肌寒い。 昨年の春も、こんな感じの日が多かった。 肌寒くて、曇りぎみのくせして雨は降らない、乾燥しきった寒い春だった。
結果、作物にどのような影響が出たかというと、もちろん成育の遅れもあったけど、深刻なのは結球野菜の心腐れ。 心腐れとは、ハクサイやキャベツなどの結球野菜の球の中が腐ってしまうこと。 正確には、腐ってしまうのではなくてカルシウムの不足によって組織が壊疽をおこしてしまうこと。 カルシウムは吸収しにくい養分らしいので、畑が乾燥して吸収しにくくなると、成長が盛んな球の心の部分が欠乏をおこしてしまう。 そうすると、心腐れ症状となって現われる。 壊疽をおこした部分が黒くなって見えるので、心腐れのほかに「あんこ玉」とか「心黒(しんくろ)」などと呼ばれることもある。 作物の外見からでは分からないので、出荷先で発見される事もあり始末が悪い。
予防策としては(発生してしまったものを直す方法は無い)土の水分の安定を図る。(ようは乾き過ぎたら水をやる) カルシウム剤の葉面散布、適正な施肥などがある。
今日は、自動車のタイヤを交換した。
夜は、取引先の軽井沢のレストランへ。 他にお客さんが一組いただけで、空いている。 GWの状況は? と尋ねたら「予約でパンパンです」との答え。 稼げる時には稼いで欲しいものだ。
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