定植
2006/04/16 (日)

朝、寒い。
夜のうちに雪が降ったようだ。日陰はまだ融けずに残っている。
まだ、雨もパラパラしている。

ビニールハウスの中で、レストラン向けの野菜の種蒔き。
サニーレタス、コスレタス、ヴェローナ、ルル、エンダイブ、スカローラ、ハンサムレッド、スティックセニョール、マスカラ、マントヴァーノなど。

その後、地元の種苗店へ..
レタス「エクシード」の種10缶と不織布を500mほど購入。

午後はやっと天候が回復してきた。
日差しがでると、やはり暖かい。春だ。

午後はレタス3口目の定植作業。セルトレイ13枚。
定植の後は不織布をかけておく。
レタスは多少の霜ならあたっても大丈夫だけど、不織布をかけるとかけないでは生育速度がかなり違う。
出荷可能時期が早くなるわけだ。
昔だと、7月近くにならないと出荷が始まらなかったのでが、今では5月終わりから出荷ができる。
不織布のべたがけやマルチの利用、セルトレイによる育苗、こういった資材や技術の進歩、また手間をかけてやる事で出荷期間の延長が可能となった。

しかし、こういった技術は過去のものになってしまうのではないか...そんな気がする。
とにかく安く作れ! こういう風潮がますます強くなってくる。
高価な資材を使って、手間をかけて栽培しても、以前は採算があった。
しかし、時代が変わってきている。こういったコストがかかる資材をなるべく使わないように手間をかけないように、とにかく安く作る...たとえ出荷期間が少々短くなっても。
そんなふうになってくるかもしれない。

そんな時代には、農業の経営も変わっているだろうな。
日本人は、経営や監督のみ。実際に畑で作業するのは外国人労働者ばかり。
そんな光景しか想像できない。

本日の発芽。
イタリアンタンポポ、プンタレラ、ルバーブ、直播き人参「春蒔金港」


画像1
カルドンの苗

画像2
レタス「エクシード」の種。
以前は左のような缶詰だったが今は右のボトル入り。
Lコート種子 5000粒入り。一缶 2800円位。

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ohyakusyou2001の地産地消日記
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