2006/03/03 (金)
本日は、踏込温床を作る。
幅2m 奥行き1.5m位の広さの踏込み温床。 工事足場用の48mm単管とコンクリートパネルで枠を作る。 昨年の秋にビニールハウスのすぐ横に積んでとっておいた稲藁をカッターで裁断する。 裁断した稲藁をドンドンと枠の中に入れていき、水をかけながら上から足でギュウギュウと踏込んでいく。 裁断前の藁はかさばってすごい量なのだが、枠に入れて水をかけながら踏込んでいくと、圧縮されて体積が減る。 最終的には「あの藁の山がこんな中に全部入っちゃったの?」って位に。 枠の中に積み上げた藁の高さは90cm位に。
枠の中にギュウギュウ詰められた藁は、水分を吸ってやがて醗酵を始める。 その際にかなりの醗酵熱を出す。この熱を利用して、夏野菜の育苗を行う。 ボカシ肥料を作る時に熱が出るが、あれと同じ原理。 ボカシ肥料を作る時は、熱が上がり過ぎないように広げて冷ましたりするが、踏込温床はその熱を積極的に利用するもの。 ウチのビニールハウスには、電気が来てないので電熱線や温風ヒーターによる暖房ができない。だから昔ながらの方法に頼ることとなる。
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