2006/02/21 (火)
以前の日記にも似たような事を書いたかもしれない。
猟期も終わり、ジビエの季節も終わり。 ジビエ料理というと、何か体や自然環境に良さそうな印象を受ける。 しかし、食肉加工業者はこのジビエブームに反発しているようだ。 野山でとってきた獣や鳥をさばいて食べる、おおまかにいうとジビエはこういうものなのだと思うが、これのどこが問題なのだろうか?
もう、落ち着いた感はあるが食肉業界は、BSEだの偽装だの揺れに揺れたことは記憶に新しい。 おかげで、牛肉は全頭検査されているし、食肉加工場も以前とは比べ物にならないくらい、衛生管理もしっかりしてきたと聞く。
そこへである、どこかの山で何を食べたか分からない獣をとってきて、食肉加工場とは比べ物にならないくらい管理されていない場所でさばかれた肉が、レストランなどでお客に提供されるわけである。 方や基準やらなにやらでがんじがらめ、方や何も基準がなくフリーパス。しかも、ジビエブームとやらで不衛生なそちらの肉の方がありがたがられる... 食肉加工業者の怒りも納得できる点がある。
さて、この問題の本質はどこにあるのだろうか?
------------------------------------------------- 画像は2月22日の夕食
画像1 前菜...上から生ハムのカナッペ、右 イカのフリット、左 ホタテのグリエ
画像2 野菜をヨーグルト風味のドレッシングにディップして食べる
画像3 アスパラと明太子のパスタ
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