2005/12/16 (金)
今回、旅行への行き帰り、東京で美味しいレストランに寄って食事をしてみた。旅行記の番外編。
1.アッラ クチーナ デル・ソーレ お付き合いのあるレストランのシェフが勧めてくれたので千駄ヶ谷にあるこの店に行ってみた。 う〜ん...ランチタイムだったからかなぁ...それとも注文の方法が悪かったのかなぁ〜... 結論から言うと、特筆すべきものは何も無し。都心によくある、ごく普通のレストラン。席も狭く、内装もくたびれ始めていて、別に雰囲気も何てことない。 対応してくれたバイトらしいスタッフもその対応はファミレスかチェーン店のカフェ程度。 折角勧めてくれたけど、ゴメン、シェフ! と、最初はココまで書いたけど具体的にもう少し書き足す。
サラダのドレッシングは、自家製のよう。酢が効いていて美味しい。しかし、肝心の野菜は緑一色のものばかりで彩りがなく見栄えがしない。 メインのパスタは美味しかった。 パンは、自分のところで焼いたもの。ちょっと粉っぽさと小麦粉臭さが残る。素材にこだわるあまり、あまり向いていない粉で焼いているのかもしれない。
2.ベージュ東京 これまた、極端な店選び、二軒目は高級レストランである。 有名な店なのでご存知の方もいらっしゃると思う。 銀座のシャネルの店舗の最上階にあるレストランである。私は食べ物には興味はあるけど、シャネルにはとんと興味が無い。
エレベータで最上階まで上がって荷物を預けると「テラスでアペリティフでもいかがですか?」ということで屋上のテラスへ.. いざテラスに上がると、案外寒い...「やはり中で頂きます..」とすごすごラウンジへ。
料理は美味しいと思う。でもコストパフォーマンスはどうかなぁ。しかし、シャネルというネームと店の雰囲気代と思えば..
堅苦しい雰囲気かと思いきや、スタッフは適度にフレンドリーでリラックスできる。料理の説明も、器の説明もバッチリ完璧 で教育も行き届いているようだ。
デザートのときにちょっとしたトラブルがあった。 グレープフルーツのローストを注文したつもりだったが、出てきたのは洋ナシのロースト。 伝票は洋ナシになっている。 「あの、確か、グレープフルーツの方を注文したと思うのですけど..」と少々自信が無かったので控え目に言ってみたら即座に「直ちに作り直してまいります。洋ナシの方はどうぞお召し上がり下さい」とにこやかに言って下さった。 こういう場面ではどちらが間違っていたのか詮索するのは余計な事。最も大切なのはお客さんに楽しんで食事をしていただくということ...そんな店の考え方が伝わってくる対応だった。
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