2005/12/14 (水)
ハワイ語でホロホロという言葉がある。ぶらぶらと歩くという意味。 今回は、島の北部にあるホノカアの街をホロホロしてみた。
ホノカアは昔、サトウキビのプランテーションで栄えた街。だからか、とてもノスタルジックな雰囲気がする街だ。 そのノスタルジックな雰囲気に溶け込むかのようにたくさんのアートギャラリーやアンティークショップがある。 今回は、それらの店が目当てで行ってみた。
メインストリートにペンキで塗られた木造の建物の街並み。 特に何か欲しいわけではないのだが、端っこからアンティークショップを見て歩く。 島内だけではなく、どうみても東洋の品っぽいもの、ヨーロッパの雰囲気のもの、何がなんだか得体のしれないものもありそのバリエーションの多さに見ていて飽きない。 これ、ガラクタにしか見えないんだけど...と思いつつも、店員さんが横で見ているとそれを表情にも出せず、心ならずしも神妙な顔つきで見てみたりする。
以前、このホノカアの街が日本の何かの雑誌で紹介されたとき、それを見た日本からの大勢のアンティークファンが品物を買いあさっていったそうだ。 店によってはまるで、泥棒に入られたかのように店内がスッカラカンになったと言う。 こんな話を聞いて、同じ日本人として恥かしく思った。
ギャラリーでおみやげ用のランチョンマット(英語ではPlace matというらしい..知らんかった)を物色。 店員さんとカタコト英語で会話をしながらあれやこれや迷う。
よく見ていると木彫りの食器や、ラウハラ(パンダナスの葉っぱ)の織物製品は高いものと安いものの二種類があることに気が付く。 木彫りの食器だと、安いものはフィリピン産、高いものはハワイ産でコアの木を使ったもの。 ラウハラの方も、安いのはフィリピンやインドネシア産。高いのはハワイ産。 ラウハラの織物などは、素人目に見てもハワイ産の方がしっかりと織り込んであって良くできている。でも値段も高い。ハワイ産のラウハラの財布を見たら$144の値段がついていた。
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