2005/10/19 (水)
ハクサイの出荷がまだまだ続いている。 この秋は、本当に暖かい。まだ一度も霜が降りないので葉っぱも青々。 霜にあてて甘〜くなるように見計らってキャベツを播いたのだけどもくろみがハズれそう。 今年は極上の甘みを持つキャベツは無理か? 例年なら間に合わない8/25播種のキャベツまでとれてしまうかもしれない。極上キャベツはこちらに期待しよう。 ホウレンソウもまだ甘くない。寒い時にはキチンと寒くなってくれないと困る。
にしても出荷価格は相変らず安い。 ハクサイは、一箱200円台である。1玉にしたら45円位か? スーパーの店頭では1玉 198円。みなさん、随分高いハクサイのお買い求めのようで... レタスなども、これからは1玉40円程度で出荷しても十分、儲けがでるようにしていかねばならない思う。 そうすると、まず考えねばならないのが低賃金で働く外国人の雇用。 もちろん、今も研修生という名目で働いているのだが、こういう方向に世の中が進むのならいつまでもこんな姑息なことやっていちゃイケナイ。 外国人労働者を雇うと、日本人の雇用機会が奪われるというような話もあるが、こと現場のキツい肉体労働作業に限っては、日本人になり手が居ないのだから、問題は少ないのではないか? これは建設業などにも言えるかも。 しかし、外国人がいまより多数住むようになると、地域に今までに無かった軋轢が生まれることは間違いない。 もこれは品物の値段が安くなる代償として甘受せざるをえないのではないかと思う。世の中イイトコドリなんてなかなか無いのだ。
あと、規制を緩和して輸入農薬を使えるようにして欲しい。 そうすれば、保守的でガチガチの農薬業界にも国際競争が持ち込まれてもっと農薬の値段が安くなるはずだ。
色々書いたけど、本心は全部反対である。 少々物が安くなっても「それが何なの?」というのが基本スタイル。別に高くて手が出ないな買わなきゃいいじゃん、どうしても必要なもの以外は..という考えがある。
もっとも、そこそこの品質で低価格なものが出回ってくれると、自家用に作った作物の価値が相対的に上がるわけで(売るつもりは無いが)それは嬉しい事である。
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