2005/10/11 (火)
来年の作付け予定の詳細な計画をたてる。
春一番から作付ける畑は、鋤き込む藁の量を少な目にしなくてはいけないし、早く撒いても問題の無い肥料は年内に撒いてしまいたい。 来年、休ませる畑は春から緑肥の種を蒔いておく。 どれだけの量の緑肥の種がいるか、それもきちんと計算しておかねば注文ができない。 ウチでは、作付けの基本ローテーションは以下の通り... 夏にレタス栽培→秋に藁の鋤き込み→翌年の夏レタス→翌年、緑肥栽培で1年お休み..以降繰り返し
2作作ったら緑肥を作って休ませるというのは、大変贅沢な畑の使い方である、このあたりでは。 なぜならば、上のローテーションだと常に畑の1/3は空いている状態。空いている畑はお金を稼がない。それどころか、緑肥の種やら、土手の草刈りやらで逆に経費がかかってる。 だから通常は目いっぱい作付けて、目いっぱい出荷。 土壌由来の病害は土壌消毒でやっつける、これが基本。 経営がこれからますます厳しくなっていく中、いかに畑をフルに使って効率よく生産していくか..そんな事がますます求められる時代になってきた。 そうでもしなくちゃ、安くできない。農業もとにかく合理化、コストダウン。競争激化が始まった。
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