再び食われる
2005/06/04 (土)

天気予報が寒気の入り込みを報じている。
荒れた天気になりそうだ。こういうときに一番心配なのは雹。
ものの10分で作物の全てが壊滅する。

本日の出荷。
レタス 30ケース
サニーレタス 20ケース

今日は16口目の種蒔き。
レタス4500本、サニ−レタス 1800本。

その後、12口目の定植作業のため奥さんにマルチの穴あけに行ってもらう。
マルチの穴は、ガスバーナーを利用した器具で熱でマルチを溶かして穴を開ける。熱であけるので、マルチが濡れていると穴があかない。だから、雨が予想される時には降り出す前に全ての穴をあけておくことが必要なのだ。
それに、雨の前にマルチに穴をあけておくと、雨水が植え穴に染み込み、土が湿って定植にもちょうど良い。

しばらくして、作業を終えた奥さんが帰ってきた。
表情が心なしか暗い。まぁ、だいたい何があったかは分かる。

マルチの穴あけに畑に行ったら、どうも先日植えた苗がまた鹿に食われていたようだ。もう爆音器も慣れてしまったか...

鹿に食われてしまえば、もちろん経済的な損失もあるが、以前から繰り返し書いているようにヤル気の喪失が恐い。
だれだって、折角植えたものが無残にも食いちぎられ、掘り返され踏み荒されたマルチなんぞ見たくないものだ。
しかし、なんともならないこういった事も受け入れて我慢強くやっていかねばならない。

いつだったかこのあたりで大規模に雹が降った時に、目の前で出荷直前の作物が雹に打たれて、グザグザと潰れていくのを見て卒倒した人が居たと聞いた。作り話ではなく、多いに有り得ることだと思う。
幸い、自分はそういった経験は無い..したくないものだ。

夕方、夕立の前に防除作業。
サニー8口目 トップジンM、ノーモルト
サニー10口目 キノンドーF
雨が降ると思って、早目に防除作業をしたが、結局、雨はなし。


 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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