マルチ張り
2005/04/29 (金)

朝イチで圃場番号 35の肥料撒き。
この畑は今年から借りたもので、初めて作付けする。
この畑も事前に土壌分析を依頼してあったのだが、結果は散々..養分のバランスがメチャクチャである。
昨年まで、地元のお年寄りが作付けしていた。長年、漫然とした施肥を続けた結果、足りない養分はますます不足に、過剰な養分はますます過剰に..その結果がこの分析に現われているとみた。

さすがにここまでくると、すぐにはバランスを直せない。少なくとも2,3年はかかるだろう。
果たして、この土でレタスは育つのだろうか??
約20アールあるこの畑、一度に全部、レタスを植えて全然採れませんでした..では大変なことなので、最初にごく小面積で試し栽培をすることにした。
畑の一角、約1アールを区切り、土壌分析に基づき施肥をする。そこだけ、マルチを張ってレタス苗を植えてみるつもりだ。
うまくいけば、同じ施肥で更に植え付け面積を広げるつもり。
果たしてうまく育ちますかどうか...

圃場番号24番 マルチ張り。今日から白黒マルチ。マルチの白が目にまぶしい。

嫁さんの実家から、ご両親が手伝いにきてくれた。
農家だけあって、さすがに手際良い。体力では先日、手伝いに来てくれたO君の方が若いだけあって上だが、いかんせん、農作業に慣れてない。
それに比べ、ご両親は要領でかなりの部分をカバー。結果的には、若いO君の時より作業がはかどっている。
もちろん、体力も必要だが体を動かし慣れているかいないかで、こんなに違うものだということを改めて知る。

この畑は、鹿が出る。一週間程前にO君と一緒に張ったマルチには、早くも鹿の足跡が...
早速、爆音器をセット。爆音全開!!

さて、しっかりしかるくんであるが、ファームウェアのうち、メインルーチンは、一応、コーディング完了。
各部の初期化などの処理も、ほとんどコーディング終了。
あとは、MP3プレーヤの制御部分、時刻の判定処理、時刻のセットなどの対ヒューマンインターフェース部分(スイッチの読み取りとか、7セグLEDの表示とか..一連のメンドウな処理!!)のコーディングを開始する。
ただし、これは、あくまでもコーディング。動くとは限らない..というかソフトが一発で動く事はなきに等しい。
ソフトを作った事がある人なら、デバッグ、動作確認に多大な時間と手間を要する事は理解いただけると思う。

今回、しっかりしかるくんは屋外で電池で動かすために消費電力をなるべく抑えるように工夫した。
そのため、MP3プレーヤはもちろん、メインのCPUでさえも間欠動作。必要が無い時は電源が切れているか、スリープ状態になっている。常に起きているのはRTC(リアルタイムクロック..つまり時計)だけ。
RTCの信号で、CPUは1分間に1度だけ目覚める。で、鳴動条件を確認し、まだ鳴動条件になっていなければ再び眠る。
鳴動条件となっていれば、MP3プレーヤとパワーアンプの電源を入れて効果音を慣らす。
鳴動終了後は、これらの電源をOFFにし、CPU自体も再び眠りにつく。
おおまかに言うと、こんな感じの動作。
パワーアンプも、効率を考えてデジタルアンプを採用した。40Wというハイパワーにもかかわらずヒートシンク不要という、まことに効率の良いアンプだ。ちょっと前なら考えられなかったわけで、技術の進歩とはすごい。



 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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