何を撒いてるんだい?
2005/04/27 (水)

肥料撒き続き...

圃場番号21 木炭粉 60kg、カニガラ 60kg
圃場番号6上半分 9アール 木炭粉 100kg、穀物粉 100kg、消石灰 100kg、カニガラ 100kg、ようりん 200kg、血粉 40kg。

肥料を撒いていると、隣の野沢菜畑の人がやってきた。
「何撒いてるんだい?」
やはり、人が撒いているものは気になるらしい。
ただでさえ、軽トラの上には6種類の肥料。だからそんなに何を撒いているのか余計、気になるらしい。

ここらへんの野沢菜を栽培している人は、一般的にはそんなに肥料などを畑に撒かない。
たいてい、乾燥鶏糞と石灰をパラパラ、ここで一度、耕す。
しばらくした後、高度化成肥料とネビジン。そして耕す。
その後、種蒔き..とまぁ、だいたいこんな感じ。
ネビジンとは農薬で、ネコブ病の薬だ。

もっとすごい人になると、石灰窒素を撒いてそれで終わり。
考えれば、それはいいアイディアかも。施肥と、酸度の矯正と土壌の消毒が一発で終わってしまう。

野沢菜は売り値も安いので、あまり元手はかけられないということだろう。工業的に言えば、コストダウン。
しかしながら、しわ寄せは畑の土に行く訳。
まぁ、栽培しているものは作物ではなく、商品と考えればそれはそれで納得もいく。当然の事ながら誰も、損してまでは作らないのだ。
儲けを出すから農「業」なのである。


 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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