2005/04/25 (月)
圃場番号3 一口目のレタスがだいぶ大きくなってきた。 と、共に雑草も大きくなってくる。 ということで、今シーズン第一回目の除草作業。 畑は、全部、不織布で覆われているのでこれを一時的に外す。 折角、外したので一度、農薬を散布したいが雲行きが怪しい。 今夜はこのまま外したままにしておき、明日、散布しよう。
午後は、肥料撒き。 圃場番号34番、広さは約12アール。 ここは、毎年、出来が悪くて問題になっている畑だ。 土壌分析の結果、苦土が不足しているらしい。また、カルシウムも不足気味だ。 そんなわけで、今日、撒いた肥料は以下の通り。 苦土石灰 240kg、ようりん 240kg、木炭粉 120kg、カニガラ 120kg、硫酸カルシウム 45kg。 まだ他にも撒かなくてはいけないが、残りは明日撒こう。
肥料の話ついでだが、農業をぜんぜん知らない友人と話をしていて思ったのだが、一般の方は慣行農法というと余程多くの化学肥料を使っていると思っているらしい。化学肥料漬けというイメージだろうか。
なにをもって「化学肥料」というかにもよるかと思うが、1つの基準としてJAS法で定められている有機栽培に使用できるか否か? というものがある。 ウチで使用している肥料を、この基準で判断すると以下のようになる。 ×印は、JAS有機栽培で使用できないもの、○は使用可能なもの、?印は現状では不明なもの。 肥料の種類の後の重さは、10アールあたりの標準使用量である。
消石灰 100kg(苦土石灰) × ようりん 100kg○ カニガラ 100kg○ 穀物粉 125リットル ? 木炭粉 100kg ○ 血粉 100kg ? 硫酸カルシウム 30kg ○ FTE 4kg○ バットグアノ 45kg ○ 重焼燐 60kg × 化成肥料(70%が有機質由来成分 7-6-9) 40kg × ボカシ肥料(一部で化成肥料の代替として使用) 40kg ○
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