2004/12/18 (土)
「家は人生最大の買い物である」とはよく聞く。たぶん、ほとんどの人が異論は無いと思う。
しかし、かの地、ハワイではそうでは無いらしい。まぁ、ハワイというよりアメリカでは..ということだが。
日本では、自分の家を建てたら、出来るだけ長く、できれば生涯そこに住みたいと思う事は自然である。そのために、家族が増えて家が手狭になれば増築をし、車が増えたら車庫を新たに建てて..といった具合だ。
しかし、アメリカの人は引っ越す事にさほど抵抗はないらしい。だから、子供が大きくなって家が狭くなったら、新たなより大きな家を買ってさっさと引っ越すらしい。 だから家の増築などはあまりやらないらしい。
引っ越すと決まれば、今まで住んでいた家は要らなくなるわけで、それは当然、売りに出されることとなる。 実際、ハワイ島をあちこち見て歩いて「FOR SALE」という看板が出ている家をたくさん見かけた。 ここで注目されるのはもちろん「いくらで売れるか?」という事である。 もちろん、アメリカの人も高く売れるに越した事はないのは同じである。
そのために、アメリカの家庭では家を売るその時に備えて、家のメンテナンスやちょっとしたリフォームなどを日本より頻繁に行うらしい。(だからホームセンターが流行るのかも?) 家を大事に綺麗に使って、売るときは少しでも高く..もちろん買った値段よりも高く..売れる事に力を注ぐわけである。
だから、アメリカにおいては「家は人生最大の投資である」という言葉がピッタリのようなのだ。
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