2004/12/17 (金)
ハワイに滞在しててよく感じる事がある。アチラの人は、良い意味で人の事はどうでもいい..と思っているみたいなのだ。
別に他人が(あるいは自分が)どういう格好をしていてもいいし、他の人がほとんど気にする事はない。 最初、店の人と英語で話をする時、自分で自分の事を 変な言い方してないか? とか気になってしょうがなかった。 たとえば、近くにいる他人が聞いたらどうだろう..とか。
でも、へたな発音だって、文法的に間違っている英語だって相手はさほど気にしていない(むしろ辛抱強く聞いてくれる事も多い)が分かって、それが分かると拙い英語でもそれなりに声に出すことができるようになった。 周りのほかの人の事なんて考える事はなかったのだ、誰も気に留めてないのだ。
レストランでオーダーするとき、奥さんは自信が無いために、今にも消え入りそうなか細い声でオーダーするのだが、私がそんなに心配しなくてもいいよ..といってもなかなか直らない。変な事言って笑われたらどうしようという、変な遠慮がすっかり刷り込まれてしまっているみたいだった。
別に言い方を間違えたって(発音が悪いと時として全然別の意味になったりすることも..)相手が笑ったら、自分も一緒にカラカラと笑っていればいいじゃないか..そう開き直ったら、英語でしゃべることがあまり苦ではなくなってきた。 正直、最初の2、3日位はレストランで注文するのもおっくうで、ハワイにコンビニがあればどれだけ楽だと思ったことか。
このいい意味での人の事はどうでもいいという風潮が、日本にも(特に田舎に)あれば、もっと住みやすいのに...
画像1:ホテルのレストラン その名もハレ・モアナ 画像2:朝、レストランの前の岩場に行くと、海亀が朝ご飯を食べているところを見られる 画像3:パニオロブレックファーストなるものを注文したら..ステーキだった...朝からステーキは..ちょっと胃に厳しかった。パニオロはカウボーイという意味
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