悩みます...
2004/12/10 (金)

日本に無くて(いや、ホントはあるんだけど)外国には、しばしば見られるもの...

旅行に行くといつもこれで悩みます...チップ。

ホテルで部屋に案内してもらいます..ここでもチップ。荷物が運ばれてきます..ここでもチップ。
カフェでコーヒーを飲んでも、もちろんレストランで食事をしても..
午前中、ホテルの部屋にハウスキーパーが来てベッドメークしたと思ったら、夕方にはまた訪れてきて「ターンダウンサービスです!」ここでもチップが必要なのかと..

何やら物の本を読むとレストランなどでは(そこそこのレベルの..という前提付だが)飲食代金の15%のチップが目安だという。
15%という根拠は、そういうところで働いている人は、15%のチップをもらっているという前提で課税をされているからなのだそうだ..これも、物の本に書かれていた。

現地の人にこの件を訪ねたら、確かに制度的にはこうなっているらしい。しかし、実際にもらったチップの額を申告して税金を支払う方法もちゃんとあり、どちらがいいか選択できるようになっているのだそうである。
その方も、その税金の話を根拠に15%のチップが標準であるという話は問題ではないかと言っていた。チップが少なければ実際の金額で申告すれば良いわけなのだから。

そもそも、チップは水物。金額が一律に決められてしまっては面白味もないし、本来の意味が失われてしまうではないか。

ちなみに、レストランのウェイターなど現場で働いている人の時給は$5.25だそうである。これは、法で決められた最低賃金だそうな。たいてい、下限一杯の賃金で雇われることが普通だそうである。

ホテルに滞在中、午前中、ビーチなどに出かけている間にハウスキーパーがベッドメークなどをやってくれる訳だが、みんなピローチップなるものを本当に置いているのだろうか??

以前、一度、今回とは別のホテルでこのピローチップを置かなかったらどうなるか試してみたことがある。
結果、部屋からバスローブが消えた...(笑)

そんな事もあって、今回は一日あたりベッド2つ分として$5程度をピローチップとして置くことにした。

朝食の後、ラナイ(ベランダ)でゆっくり本などを読んで過ごしていると、ハウスキーパーがやってきた。
「後でもう一回来ようか?」というハウスキーパーに「いいよ、気にしないでやって」と言って部屋の掃除を頼む。

ベットメークをしていたオバチャン、枕元にチップが置いてあるのを見ると、これ以上ないというくらい満面の笑みでこちらに向かって「サンキュー!」本気なのか、あえてオーバーなリアクションをして見せたのか...まぁ、悪い気はしないからいいけどね。

ハンバーガーショップやピザなどテイクアウトの店先にチップを入れるためのビンが置いてあることが良くある。しかも、このビンは、とにかく大きくて中身が良く見えるように透明なガラスで出来ていることが多い。

誰がこんなファストフードでチップを入れていくんだろ...と何気なくビンの中を覗くと、$1札に混じって$10や$20札がチラホラ...あれはきっと、ヤラセの見せ金に違いないと踏んでいる。

画像1:ホテルからのギフト。左手前はチェックインの時に首にかけてくれるレイ(生の花で作ったものだった)その後はトートバック、右が部屋に飾る花。
画像2;部屋の様子。ターンダウン後の様子。枕の上のミントチョコはお約束?
画像3:旅行の後半、泊まったホテルの部屋。全室コテージタイプで色々な種類の部屋がある。今回は溶岩の上の高床式コテージという、なかなかワイルドなセッティング。

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ohyakusyou2001の地産地消日記
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