2004/05/29 (土)
今日は出荷がある。
明日は市場が休みなので、本当は今日は出荷は無いのだが市場を経由しない別の売り口からの注文があるので、そこ向けの品物だけ収穫して出荷。
その後、定植作業。5100本。 乾燥しやすい畑なので、植え穴がすぐに崩れるくらい土が乾いている。昨年、土壌改良剤を2トンほど入れてこれでもかなりマシになった。秋には堆肥を入れ、この春にはまた別の土壌改良剤を投入している。
定植作業の後は、種蒔き。レタス5100本分、サニーレタス 1800本分。
種蒔き作業の後は、先に植えたレタスへの水遣り。 近くに用水路があるので、水には不自由しないが、もし、用水路が無かったらどうしようもない。
夕方、防除作業。サニーレタスに殺虫剤を散布。サニーレタスは安いくせして散布する農薬は概して高価である。 今日、散布したのはスピノエース顆粒水和剤。100gで5000円以上するシロモノだ。昨年の農薬登録の改正でサニーレタスなどは使える農薬がきっちり決められた。 それまでは、サニーレタスに登録のある農薬がほとんど無かったので、「レタスに効くならサニーレタスにも効くべ」って感じでなぁなぁで使っていた訳である。論理的に言えば、サニーレタスに登録のある農薬は無いのだから、世の中に出回っていたサニーレタスは全部、無農薬栽培だった訳である(んなこたぁーない!)
さて、まだ記憶に新しい昨年の冷夏。連日の雨続きで、サニーレタスもリーフレタスも腐った。安い時は1箱 150円(@10円)高い時は5000円(@333円)..これがサニーレタスやリーフレタスの相場である。腐って品物が無いとなれば値段はたちまち高騰。出荷したくても品物が無いから出荷できない。
しかし、そんな中、例年と同じ様に順調に出荷できている農家も何件かあった。噂では 新しい登録基準をきちんと守った人は雨でレタスを腐らせ、なぁなぁで散布した人は高値に当たって儲けたという。さて、本当のところはどうなのだろう...
**本日の出荷**
レタス H CT 30ケース サニーレタス D 10ケース
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