空洞化..
2004/04/28 (水)

うーん、今日も寒い。天気も曇りがち...

朝、焼きあがったモミガラ薫炭を出して、新たにモミガラを投入しておく。
昨日、モミガラを取りに行けなかったので、今日、早速行ってみる。ガラ袋に30袋(約1350リットル)のモミガラ..まだあるけど、軽トラに乗り切らん..翌日、また取りに来よう。

雨の前の日、圃場番号1番の畑を耕したが、トラクターがまだ置きっぱなしである。この畑は、トラクターの小屋から一番遠い。マルチャーを持って行き、トラクターに乗って帰ってくる。トラクターで約30分のドライブ。
旧式のトラクターなので、スピードが出ない。多分、時速25キロ位。だから車と違ってのんびり景色を見ながら走って来られる。道路の脇の余所の畑に何が植わっているかとか、ビニールハウスの中にどんな苗があるのかとか。

正午少し前、近所のYさんの家に行く。昨日の無尽で「ナスやピーマンに使う支柱要らない?」と言われたのでもらってきた。長さ150cm程の支柱(ホームセンターでよく売っているアレです)が2000本ほどあるというので、何百本ともらってくる。

午後、畑がだいぶ乾いてきたので圃場番号1番のマルチ張り開始。4割くらいは張れたか。

夕方、再びYさんのハウスに行き、お礼にトマト苗などを置いてくる。

実は、このYさんは新規就農。この地で就農して10年位だそうだ。しかしながら、この村のJA集荷場への出荷量は一番多いという、たいへんな方なのだ。
しかし、別の面から見るとどうだろうか...新規就農者が一番出荷量が多いというのは、いかにこの地の農業が空洞化しているかというのが分かる。

昨日、やはり無尽に出席していたAさん、Bさん。無農薬で野菜や米を栽培、出荷されている方々である。品物は、消費者へダイレクト、あるいはそういった専門店へ直接送っている。資材や種苗も業者から直接購入である。そこには農協が入る余地は無い。しかしながら、この2人は農協の青年部に所属している。何も出荷・購入していないにも関らず。
こうでもしないと、農協の組織が成り立たない事を如実に物語っている。当の本人達も、青年部の懇親会などに出るのは気が引けるという..「オレ達、他の人が農協に払った金で飲み食いしてるんだよな」と。

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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