2004/02/25 (水)
今日もドラえもんの話で申し訳ない...
ドラえもんに使うMP3プレーヤだけど、どういうわけだか何かの拍子で再生音が小さくなることが分かった。 本来は電源を切っても、以前の音量は記憶されているハズなのだが、それが保持されないときがあるのだ。 これだと、いちいち音量を設定しなくてはならず、実際に使うときはメンドクサイ。
しょうがないので、MP3プレーヤのファームウェアをいじる..AVRという知らないCPUで、もちろん開発ツールも無い。まずは、メーカーのサイトに行き、ツールをダウンロード。 ファームウェアのソースは、設計者のサイトに行きダウンロードする。 ソースをつらつらと眺める...なんとなく、分かるような分からないような...ソースファイルのあっちをめくり、こっちをめくり...
なるほど、音量の値はSTOPボタンが押された時に、CPU内のEEPROMに格納されるようだ。で、電源が入った時に再び、その値を読み出して音量を復元しているらしい。 どうも、音量がMAX-3以上だと読み出しの時に音量を初期値に戻してしまっている。なんでだろうか? 理由は分からない.. 本来のMP3プレーヤとして使ったときに、いきなりヘッドフォンから大きな音がして驚くのを防ぐのだろうか...
これでは使い難いので、電源オンの時に強制的に最大音量よりちょっと下がったあたりの大きさの音が出るようにファームウェアをいじくる。もちろん、ボリュームの調整機能は殺していないので、操作をすれば音量を調整することができる。
初めてのCPUだけど、この作業でほんのちょっとだけ理解できた気がした。
鹿よけに使うときは、どうも5W程度の出力のアンプじゃ足り無さそうということが、今回のドラえもんで分かった。
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