2004/02/06 (金)
朝、いい天気だ。山の方を見る。雲はかかっていないが風があるかもしれない。家の周りでも夜のうちに降雪があったので、スキー場はだいぶ積雪があっただろう。 ということで、今日はスキーに行かなくちゃソンな日である。 だから、そそくさと準備をして出かける。
ゲレンデは少々固めだが、なかなか良いコンディション。ただ、寒い(これは雪質と引き換えだが..) コース途中で、スキー学校の先生と立ち話。先生は講習中なのだが、その時、生徒となっていた人もお馴染みの人なので、三人で話がはずむ。
ふと、先生の視線が自分のスキー板に注がれているのに気が付いた..で先生が一言「まだ、カービングじゃない板を履いてるんだ..」 スキーの板は、ここ数年で様変わりし、今はカービングスキーという種類の板が主流になっている。名前の通り、ターンしやすく、従来の板より脚力を必要としないのですぐに人気となった。
「この板だと曲がりにくいでしょ?」と生徒のお馴染みさん。すかさず「一度、カービングの板を借りて履いてみたら? 一度履いたら元に戻れないわよ」と先生がたたみかけてくる。 こちらが言葉に詰まっていると「今の時期なら、安売りはしてるし、今買ってもまだ今シーズン履けるわよ」と更なる追い討ち。
いやぁ、まずい展開になってきた。別にこだわっている訳ではないのだが、単にケチなだけである。やっとの事で「そろそろ、授業に戻らないと時間がもったいないから..」とほうほうの体でその場を逃げ出した。
|