2004/01/26 (月)
今日、めでたくMP3プレーヤが完成した。
結局、スマートメディアが認識できない問題は、データを転送するPC側にあったのだ。MP3プレーヤ自身はちゃんとスマートメディアを認識して、PCに情報を送っていた。しかし、なぜか、PCのCOM1ポートがそのデータを拾えなかったらしい。そういえば、PICライターの時も、最初、COM1ポートを使ってうまく通信ができなかった。それを思い出して、COM2ポートを使ったら、全てOK、問題無しとなったのだ。
早速、MP3データを転送してみる。結構、時間がかかる。 転送終了後、すぐにPCから演奏開始のコマンドを送ってみる、するとクリアな音楽がヘッドフォンから聞こえてきた。完成! ちなみに最初に演奏した曲は「ワダツミの木」。特に意味はない。たまたま、PCのHDD内にMP3ファイルが転がっていたから。
音質は、クリアではあるが、高音質とは言い難い。単三電池1本からDC-DCコンバータで昇圧してヘッドフォンを鳴らしているから、しょうがないといえばしょうがない。Dレンジの狭い、ぎゅっと圧縮されたような音である。ヘッドフォンをドライブしきれていない気がする。
このキットで大変気に入った点が1つある。 それは、ファームウェアの転送やMP3データの転送に使うソフトがすべてDOS版である点。逆に言うと、最新のパソコンでは使えないわけだ(DOS窓が無くなったのはどのWinから?) あたらしいものに次々と乗り換える輩が気に入らない自分としては、この点について拍手を贈りたい。
*画像の説明 (1枚目の画像) 左から単三電池BOX、メインの基板、スマートメディア
(2枚目の画像) 実際には、スマートメディアの基板は、メインの基板の上に重ねて配置される。
(3枚目の画像) メイン基板の拡大写真
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