夜更かしして午前３時に消灯し、五時半に起床する。ショボショボの眼を擦りゴソゴソ着替えながら、うーむむ、この場合消灯したり暖房消したり服脱いだりする意味あんのかなぁ・・・とふと素朴な疑問が頭をもたげてくる。いやいやいや、やっぱりケジメは大事だな。

　七草粥の七草を自前でやってみよう！と小雨の中、畑をうろうろする。
春の七草・・・・そういえば子供の頃母に、魔法の呪文レベル１って感じで、節をつけながら「すずなすずしろせりなずな〜ごぎょうはこべらほとけのざ〜」と歌うように刷り込まれたものだ。鳴くよウグイス平安京！とか、蒸し米炊いて大化の改新！と同じ次元だな。

　寒い中、指がジンジン痛くなるくらい雑草をかきわけたが、どうしても五草しか揃わないのだ。よし！あとの二草は野沢菜カブとオカノリでいくぞ！

(1) 芹。近所の田圃から春に一株移植したのが増えた。 暖冬なのでちゃんと残っている。大助かり。 (2) 母子草（ゴギョウ）とタビラコ（ホトケノザ）は、花が咲いてないと見分けつかないよ〜っ。カブ、ハコベ、ペンペン草、芹。 (3) 湯気で曇っちゃった。粥というより雑炊だなぁ。昆布をしいて炊き上がった御飯を土鍋で二度炊きしたもの。ほんのり味付きで美味しい。