アンデスの芋ネックレスと畑仕事と霧にむせぶ朝
2004/11/02 (火)

hare.gif  眼が覚めたら、窓外に濃い霧が立ち込めていた。なんだか嬉しくなって、可燃ごみの袋を手にぶら下げて外に出てみる。ぬかるむ畑も霧が美しく輪郭をぼかして、まるで霧の釧路湿原のようだぞ。クケークケー(鶴)

 朝霧は晴れの印というのは本当で、日中は穏やかに晴れた。
あまり土は乾いてないが、アピオスを掘り出してみる。春に植えた物が直径1cmに満たない小さな種芋だったので、きっとそのくらいの芋が数珠のように付くのだろうと思っていたのだが、子供のこぶしくらいの大きい芋が付いていた。アピオス・・・頑張ったんだなあ・・・。

 Kさん、T田さん、Y本さん、S田の御婆ちゃん、K上さんが入れ替わり立ち代り畑にやって来て「これなに?」と芋を指さす。アンデスの芋で健康にいいらしいのだと解説するのだが、胡散臭そうに指でつついたりして、「あーんたよくやってるよう?変ったものばっかり」って皆曖昧な笑顔で帰って行くのは何故なんだぁーっ。(笑)

 気を取り直して、フンフンッと鼻息も荒く畑を耕し、冬菜とかき菜を播種。寒さに強いのでマルチはあえてしなかった。成長が遅いようだったら寒冷紗をベタがけしようと思う。

 晩御飯に、アピオスを素揚げして塩をふって出してみる。まずくは無いんだけど、アピオスとジャガイモの両方に交際を申し込まれたら、迷わずジャガイモを選ぶなぁ、絶対。

(画像1)冬菜やかき菜の畝の先に、ヤーコンの繁み。マルチに蒔いた種は順調にすべて発芽している。もう雨はしばらく降らないでほしいのだ〜。

(画像2)掘り出したアピオスの芋。大きい物はジャガイモくらい。

(画像3)7月頃のアピオス。美しい花が沢山咲いた。この花はお茶になるとか、花を摘んだほうが芋が太るとか色々言われているが、きれいなので咲かせておいた。
かなり長く咲いてくれたので、来年は畑ではなく庭にコンテナ植えしようかなぁ。

 ちなみに、画像では大きく見えるが、実際の花はとても小さい。花房はビオラの花程度の大きさなのだな。

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にゃんこ堂の家庭菜園日誌
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