雨が降る前に少しでも畑仕事をしようと、朝から夏野菜を結わえていたビニール紐などのゴミを拾い、トマトの株をもう少し切り詰める。今日だけは、ゴミ集積所にやってくる近所の人と世間話をする暇も惜しい。

　ゴミを置きに来たＹ本さんが、畑にやってきて「あーるぇえ？あんた、ブロッコリどうしたよ」と訊くので、種を蒔いたのが雨続きで徒長して駄目になったので、今年は諦めると答えるとアリャ〜！と言って手を叩く。

「うちに小っこい残り物の苗あるけど、いますぐ取りにきなー。さっきＡ山さんにあげるって言っちまったもんよぉ？取られないうち、早く持ってきな」

　ナニッそれは急がねば。バケツを提げるや小走りでＹ本さんの畑へ。小さい苗だが有難くシャベルで頂戴してたら、Ａ山さんもやってくる。間一髪、Ａ山さんは大きなトロ箱を担いできたもん、ちょっと遅れたら苗は残ってなかったなぁ。　

　よくお礼を言って、畑に帰って来たら雨が降り出した。ずぶ濡れで畝を立て三つほど定植したが、本降りになってしまったので残りを仮植えして終了なのだ。

　モグラは掛かってない。畑にまた水が溜まり始めた。

夕飯、青トマトのチリコンカンとブリの照り焼き。・・・・合わない。ぐふ。

（画像１）Ｙ本さんは苗の他に、畑の菊を沢山切ってくれた。嬉しいなぁ。

（画像２）今年の夏、庭は荒れ放題だった