2004/10/17 (日)
朝七時、町内のドブ掃除である。幅が1mくらいの用水路なので、中に入って泥を浚うのは結構重労働なのだ。コンクリートに囲まれた不毛な箱になるずっとずっと前は、この用水路には蛍が沢山いたのだという。夜に電灯を消すと、網戸に沢山の蛍が張り付いてチカチカ明滅していてきれいだったと裏のお爺ちゃんが言う。今じゃ臭いヘドロにザリガニがチラホラ居るだけだ。
遠くの溝の中にKさんの姿が見えたので、ブンブン手を振って挨拶する。皆ほがらかに秋の菊の展示会の話などしていて、のどかで楽しい朝なのだ。秋になると公民館にズラリと菊の大鉢が並ぶが、きっとその話なんだろう。名前を知らない御爺さんが、今年の金賞は俺だよとカカカと笑った。
畑土がだいぶ乾いてきたので、有機石灰を撒いて耕す。 S木氏がやってきて「ここで、この間滑って転ばなかった?」などとニヤニヤ通路を指さす。おう、転んだともよ!通路を見るとズルッと派手に滑った跡が確かについてるのだ。うーむ。
Kさんとの境の通路を掘ってモグラ罠を2個仕掛ける。明日の朝見て駄目なら場所を変えよう。 M川さんのご主人がモグラ取りの作業を見にくる。広い芝生の庭がトンネルだらけなんだそうだ。
遅くまでよく畑作業をやった日だった。川越祭は結局山車揃いも宵山も見に行き損ねてしまったなぁ。朝晩とても冷え込むようになった。
(画像1)みつけたモグラ穴。左から侵入してきて右に抜けて藁置き場の下まで続いているように思われる。罠を仕掛けるために地ならし。少し傾斜を付ける。
(画像2)罠を仕掛ける。この罠はブリキの茶筒のような物。(400円程度)入ったら出られない扉が付いている。人の匂いを付けないように、土の匂いをこすり付けて設置。先端が下り気味のほうが掛かりやすい。このまま土をそっとかける。
(画像3)天気がいいので皆ウキウキの畑作業。遠くの人影は、ニラを貰っているT田さんとS木氏。ニラタマー、レバニラーなどと好みのニラ料理を言い合っているのだ。
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