光合成と茄子始末と青空気分
2004/10/15 (金)

hare.gif 今日は何処で誰に会っても、みんなニコニコしている。コンビニのレジですら「晴れましたねぇ」などと嬉しそうだ。長かった雨が終わって、ようやく青い空が戻ってきたのだ。やっぱり人間も光合成しないとなあ。

 畑はまだ土中に水を溜め込んでいて、土をほぐすとグジュリと水が染み出す。仕方ないので、茄子の撤収作業をする。今年沢山の茄子の実を恵んでくれた木は、根がぎっしりと張っていて簡単には引き抜けないのだ。掘ったり引っ張ったり、ハアハア舌を出したり、家に帰って麦茶飲んだりしているうちに、ずいぶん時間がたってしまった。

 畑から我が家を眺めたら、少し先の田圃の傍に畑を借りているI山さんが自転車を停めて、手に白い袋を提げて入っていくのが見えた。駆けつけたら玄関ポーチに薩摩芋を置いてくれている。やったー。お芋だ、嬉しいな。

 I山さんは、定年退職後に暇つぶしに家庭菜園をやり始めたのだという。二箇所畑を借りて一日中巡回しているのだ。にゃんこ畑に招いて、しゃがんだまま二人で麦茶を飲んでお喋りする。

「仕事やめたらねぇ、もう暇で暇で、家にも居辛いし・・・かといって金は無いしねぇ・・・いや、好きでやってんじゃないんだよ、しかたなく畑にいるんだよ」

と言いつつ空芯菜を見て「これは何?」おかのりを指して「どうやって食べるの?」などと鋭く訊いてくるのは、やっぱりI山さん、野菜作るの好きなんじゃないかなぁ、と思ったりするのだな。

(画像1)茄子の神様ありがとうございました。来年はもうちょっとだけお手柔らかに(笑)

(画像2)茄子の陰でピーマンがこんなんなってるの気づかんかった。うひー。

(画像3)富士山。また明日も晴れますように。

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にゃんこ堂の家庭菜園日誌
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