昨夜のうちに降った雨で、朝起きた時には道路があちこち灌水してしまっていた。台風がくる前に準備だけはしておかなければ、というわけでまだ風の無い午前中に古本屋に出掛けることにした。なんの準備なんだか。

　途中渡った新河岸川が警戒水位を超えていて、橋脚部分が隠れるほど水位が上がっていた。遥か下の浅い流れを、大きな鯉が重そうに身をくねらせている見慣れた光景は何処へ行ったのだ。手を伸ばせば濁流に触れそうなくらい川面が近い。

橋のたもとにパトカーが停まっている。この辺りは大きく川が蛇行する場所で、過去に何度も堤防が決壊しているから、帰りは渡れないかもしれないなぁと思いつつも本屋へ。アホだ。

　台風は夕方きちんとやってきた。豪雨の中ずっと防災サイレンが鳴っていた。荒川から取水して、網の目のように巡らされている農業用水が溢れて、出荷前のブロッコリ畑やビニールハウスに流れ込んだらしい。きっと近隣で土嚢積みをして必死で守った事だろう。

それに比べたら、たとえにゃんこ堂畑が全滅してたとしても何程のことも無いもんなぁ。

　そんなわけだから、読書三昧した後に夫婦でヘンなマイルール花札をして、お雑煮を作ってハフハフ食べるという、まるで正月のような休日を過ごした。

（画像１）新しい自転車。素敵な茶色の「轟沈号」

（画像２）Ｋさんの自慢の白菜。（雨の前撮影）無事だといいなあ。

（画像３）もっとこう、こころ弾む漫画を読めってばニャー