2004/10/02 (土)
「お昼、うどんにしようと思ったらさぁ、茄子がシワシワなのよ。あんたんとこの畑見に行ったら生ってたからさぁ」
うーん、うどんと茄子が一体どう関係してくるのかサッパリわからんが、とにかくA井さんの言うがまま茄子の畝に向かう、爽やかな土曜の朝のにゃんこ堂。もういいんだ。前世というモノがあるのなら、身分はきっと奴隷なのだ。
インタホン越しに「好きなだけ採って持ってっていいよー」と言ったのに、それじゃあ誰かが見たら泥棒みたいだからヤだよ、と真面目な顔で言うのだ。んもう・・・しょっちゅう独りでヒョコヒョコ畑見に来てるくせに〜。
畑にはKさんが居て「ん?また茗荷かぁ?」などとからかう。えーい、うるさいわい。 茄子は台風の風で擦れて茶色く火傷したようになっているが、硬くしまった小振りの実がいくつも生っている。この夏ずいぶん世話になった茄子の木も、最早疎らに花を付けるだけとなった。
日中暑くて作業にならず、夕方から畑出勤。本腰を入れて耕す。畝間の通路を掘って、夏の間冬瓜の下に敷いていた藁と鶏糞を仕込む。埋め戻して、隣に菜っ葉類の畝を作ってる途中に手元が見えなくなってしまった。顔を上げると、夕焼け空にあれほど飛んでいたトンボ達は何処かに消えて、夕闇にハタハタとコウモリが飛び交っている。どんどん日が短くなっているんだなぁ。
ホームセンターでタマネギ用の穴あきマルチ1本購入。並列穴しか無いのだこれが。チドリ穴が欲しいなあ。
(画像1)ウッカリして、一度も間引きしないで大きくしてしまった人参。一条植えなのでなんとか大きくなっている。
(画像2)飛び交っていたトンボは何処で眠るのだろうか。葉の裏につかまって、朝を待つのかな。閉じられない眼は、夜も何かを見てるのだろうか。
(画像3)ヤーコン、人参、伏見唐辛子。伏見甘は葉唐辛子の佃煮にしたくて蒔いたのだが・・・。
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