吼える風と飛ぶ朝丘ルリ子と夜半の月
2004/09/30 (木)

hare.gif 午前三時、雨が上がったので窓外をそっと覗いたら、轟々と吼える空に白々と月が出ていた。まいったなぁ、眠らなきゃいけないのに、少しも眠くない。
 
 一夜明けても、風が強い。いや、むしろ台風より激しい北風が吹き荒れて、お隣の屋根のアンテナをさらって行った。その部品の一部の、人の背丈ほどもあるなかなかカッコイイ銀の棒が、にゃんこ堂家の庭に刺さってるのだ。・・・・こ、このまま支柱にもらっちゃ、やっぱ駄目なんだろなぁ。

 A井さんが「お宅の畑で、なんか飛んでるよ!」と教えに来てくれる。行ってみると肥料と腐葉土にかけてあった青い養生シートが、M川さんの田圃まで飛んで行ってしまっていた。
 うわー、すみませんー、有り難うございます、と拾いに行く。どちらかというと、こんな風の中に知らせにきてくれた痩身のA井さんの方が飛んで行かないか心配だったりする。なんたって風で吹き飛ばされて自宅前の堀に二回はまった人なのだ。

「なんたって、あたしゃ朝丘ルリ子より軽いんだからねぇ?えっへっへ」

 うーん、さすがに例えが古いぞー。ふざけて「A井さん、台風の時は鉄下駄履くってのはどうでしょう?」と言ったら、駄猫が蜜柑の皮の匂いを嗅いだ時のような、微妙な顔をして迷惑そうに笑っていた。ふっふっふ。

畑はほぼ異常なし。雨が酷かったので水をだいぶ被った。

(画像1)夜半の月。

(画像2)誰か教えてください。チコリ?雑草? ウウ・・・

(画像3)朝が寒いので、毛布出しました。さっそくゴロゴロ。

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にゃんこ堂の家庭菜園日誌
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