2004/09/12 (日)
9月の半ばとは思えない暑さの中、菜園の住人達は朝から元気だ。昨日の笑いの余韻がまだ残ってて、にゃんこ堂は両隣から容赦のない怒涛のツッコミを受ける。
「そこの赤い花の・・・そりゃ、いんげんかい?その前のそのウワッと繁ってるのもいんげんかい」 「ウウ、沖縄方面の豆と北海道方面の豆です。Kさん帰らないんですか?暑いですよ?」 「いやー、僕らと違って無駄に日陰がいっぱいあって涼しそうでいいですよねー。ねーKさん、ククククッ」 「うるさいなぁー、カメムシぶつけるよっ」
と作業しながら騒いでいたら、自分の畑で黙々と作業していたT田さんが「あひゃあー!」と奇声を上げた。なんだなんだと押しかけると、ブロッコリの畝からにょきにょきと大根の芽が出ていた。 いや実をいうと、大根を蒔いた畝の上に、ブロッコリを植えてしまったらしいのだった。途方に暮れてしゃがみこむ静かなるロマンスグレーT田さんを囲んで
「T田、おめえボケがきたんじゃないのか?」 「このまま植えておいて、どっちが先に収穫できるか試すのもいいッスよねえ、クククッ」 「茗荷食べすぎたんと違う?T田さん」
とワイワイ言いたい放題の野次馬三人。やっぱり笑われるより笑う方がいいな。絶対。ひとりぼっちじゃないし。 ブロッコリは無事別の畝に移植され、夕方にはもはや静かな大根の芽が並ぶばかりになっていた。ちょっと残念。
(画像1)芽が徒長しないよう日光浴。玉葱のチャージも播種。ベランダが晴れた日の育苗スペース。
(画像2)ハナマメ。ちょっと大きくなってきたぞ!
(画像3)ネズはアカン、見せたらアカン、はぁはぁ・・・ネズ・・・・・。
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