2004/09/11 (土)
朝8時半頃、ピンポンと呼び鈴が鳴ったので、むぅー誰じゃ〜休みの朝に〜、とモニタを見たらA井さんの怒った顔が画面いっぱいに映っていた。
「あんたんとこの畑、茗荷が沢山出来てるじゃないのよ、アレじゃ花咲いちゃうよ。早く採んなさいよ」 ううっちょっとお待ちください〜、と慌てて着替えて畑へ。KさんとS木氏はもう畑作業をしていて「ああ〜来た来た」などとニヤニヤ眺めている。上はパジャマのままだし、髪はボサボサにゃんこ堂、刑場に引き立てられていく罪人の如し。
ことの発端は「うちの茗荷、ちっとも生らないんだよねー。葉っぱばかりで」という、にゃんこ堂の一言なのだ。 それを聞いて気の毒に思ったA井さんは、自宅庭の茗荷に子が出来るたびに、小さなビニール袋に入れて「ほら、少しだけど刻んでヤッコに乗っけるといいよ」と、持ってきてくれていた。 今朝も庭の茗荷を採りながら、こんな半分葉が枯れたような茗荷からも沢山子が出てくるのに何であそこんちは出ないんだろう・・・と思ったらじっとしていられなくて、なんとうちの畑にやって来てコッソリ茗荷の根元を調べてみたのだそうだ。
「そしたら、いっぱいなってんじゃないのよ!もうー、すぐに言いたかったけど、5時だしさぁ、あんたんち休みは8時すぎまで寝てるから(なんで知ってるんだぁっ)それまで待ってやったんだからね」
すみません、すみません、と米搗きバッタしながら肝心の茗荷を調べる、あった・・・確かに。土からほんの少しだけ頭を出してる。なかなか採れない。悪戦苦闘してやっと1個採ったら、たちまち外野からワッと「遅い」だの「取り方が違う」だのヤジられる。おまえら解散せんかー! おまけに「あ・・・あれ?もう無い? 何処かな・・・」ってトロトロ探してたら「ここにあるのが見えねーのかねえ」とKさんがぬうっと手を突っ込んでババババッと収穫。「ほらよ!」と渡してくれた。面目ない。
S木氏はしゃがんだまま前方に突っ伏して、震度3くらいの揺れで小刻みに笑っている。覚えてろー。ううう。
(画像1)茗荷であーる。実はこの倍はあったんだが、Kさんがさっさと持って帰った。「ま、これは俺が採ったんだしよぅー」コラー(笑)
(画像2)S木氏がくれたベビーいんげんと、うちのゴーヤ。
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