Kさんと泥棒とMr.ガッカリ牛蒡
2004/07/14 (水)

hare.gif  洗濯物を干していたら、菜園方面から騒がしい声が聞こえる。Kさん夫妻が右往左往して何か大声を出しているので、様子を見にいくと、

「お、あんたんとこ大丈夫かい?うちの胡瓜とトマト・・・、やられたよ〜」

またもや野菜泥棒である。奥さんが興奮して大声で解説してくれる。

「昨日の夕方見たときは確かに生ってたんだよぉ!蔓が枯れちゃったからロクな胡瓜じゃないけど、明日の朝とれそうなのが何本か、トマトだって見てよ!赤いの1個も無いよ〜、ほんとにもう!まったくもう!」

・・・という事は、暗闇で手探りで盗ったわけでは無いという事だ。泥棒は選んでいる。しかも今回は私の畑を通り越して、Kさんの借りてる2区画の二つ目に盗みに入っている。
 朝明るくなってから、しかも人家に近い畑にどうやって人目につかずに泥棒に入れるのだろう。それに、畑に面した家の飼い犬は広い敷地内を放し飼い状態で、知らない人が道を歩いているだけで、いささか迷惑なくらい吠え立てる犬なのだ。うーむ・・・、謎だ。
 Kさんは、「ひょっとしたら捕まえたら知った顔って事もあるんじゃないか?」などと暗い顔で言う。それはイヤだなあ。

 よし、とにかくKさんも御札仲間だ〜!と励ましてみるものの、なんだか気の毒で、牛蒡と人参を掘りかえして、トマトの繁みに潜ってゴソゴソ暗く草取りしてるKさんの所に持って行く。

「Kさん〜、きんぴらセットあげる〜。これ食べて元気出してよ〜」
「ン?チンピラ蹴ったげる?」
「・・・・・・・いや、そうじゃなくて」

素で聞き間違えるかいKさん〜。蹴りましょう!お望みならいくらでも。

・金ゴマの間引き。よく見ると虫に食われて軸だけになっているものがある。あとでヨモギ酢をかけておこう。
芽から遠いところにマグアンプを施肥して覆土。

・(画像1)トウモロコシ。4本ほど雄花を切り取ってみた。全部切ってしまいたいけど、まだヒゲの出かけた未熟な実が付いている株があるので。

・(画像2)チンピラ・セット・・じゃなかった、キンピラ・セット。牛蒡の品種名は「ミスター・ガッカリ牛蒡」(嘘)

・(画像3)最近畑に行くたびに1個ずつ「おやつ〜♪」と言いつつ食べちゃう食用ホオズキ。ひと株だけなので、家に持ち帰るほど実が採れないのが残念。

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にゃんこ堂の家庭菜園日誌
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