気前のいい友人がホームベーカリーを貸してくれた。
返す予定はない。
HBが世に出てからもう20年くらいになるのだろうか?
初期のパンは次の日には食べれたもんじゃなかった。
そんな思いも強く、またHBを使い始めると自分の感覚でパンを焼くことができなくなるんじゃないかという危機感でHBからは遠ざかりつつも電気屋に行くたびにチェックというかなり気になる存在ではあった。
自分で買うのには抵抗があっても貸してもらったんだから仕方ない試してみるか、と使ってみてびっくり!

「いい!　いいじゃんコレ!」

期待以上の仕事ぶりに感心する。
あんな羽ひとつでしかも四角い箱の中で! エライっ。
初回イーストでテキスト通り作ってみると味も期待以上のものができて、次の日にも食べれるじゃん。
天然酵母の種起こしも温度が安定しているせいかクセのないマイルドな種ができて、みはってなくてもその酵母はきちっと仕事をこなす。
HBも天然酵母もサラリーマンみたいに規則正しい。エライ。

難点をあげるとしたら材料を計らなくてはいけないことかな。
総量が少ないせいかそれとも自分の手でこねないから加減がわからないからか、いままでの「こんな感じ?」で粉どさーっていうのは×みたい。
HB界のカリスマの存在を教えてもらいカリスマレシピがないと私のHBのパン機能は作動しない。
・・・いまんとこだけどね。

連日カリスマレシピにはないうどんや餃子の皮を練らされてる私のかわいいHB。
今日はカリスマ食パン3斤と春巻きの皮をつくるよ!
どうか羽部分がおれませんように〜祈

小麦が高騰している昨今に粉ものに夢中になるなんて、なんてタイムリー。
小麦つくれたらいいのになぁ。。。