左官の世垣さんの仕事もかなり大詰めに入ったようです。内壁の下地の上に生成り色の「黄漆喰」を塗り始められました。真っ白な漆喰に黄色の土を微妙な配合で混ぜて、目の前で「これでどんな?」と私の好みの色を作り出してくれたものです。みずきの部屋の高いところを塗るのを見せてもらいました。すーっと見事にすべすべに、かつ細かいところまでぴたっと一部の隙もなく塗られていくさまは、見ていて心底ほれぼれします。