2004/10/30 (土)
きょうはエコウェーブのミーティングの後、天満屋でやっていた「いわむらかずお 絵本の世界展」に行ってきました。 「14匹の・・・」というシリーズで大人気の絵本作家さんです。普段は子ども達がひとりひとりを探して喜ぶから、ぐらいでたまに文庫で人数と年齢が適当なときに読んであげるぐらい。特別に好きというほどではありませんでした。 でもこの世界展は、私をいっぺんにいわむらワールドの虜にしてしまいました。
ゆっくりと原画を見ていると、自然の中の生き物たちが実に生き生きといのち溢れる美しさで生きている様子に、心を奪われます。服を着ていても全然違和感ない動物たちをありのままの自然の中に描いているいわむらさんの観察眼と愛情にやられたあ、って感じです。 いわむらさんは実際に家族で栃木県の山のこの絵本のとおりの世界に住んでおられるそうな、なるほど。 見ているうちに涙じーんとにじんできてしまう。。。
ふと気がつくと、私がいたすぐ傍の絵本のテーブルに何といわむらさんがさりげなく立っていました。絵本を見ていた親子連れに笑顔を向けているいわむらさんは、優しさに溢れた自然体そのものの素敵なおじさん。私も目が合って、にっこり挨拶しちゃいましたよ。
いわむらさんの絵に描かれているのは全てが「オーガニック」なものなんだと気づきました。 中には汽車なんかもありますがとてもレトロで、「オーガニック」と言いたくなるものです。 いのちに満ちた世界、家族や友達の愛に満ちた世界、それこそがオーガニックなんだなあ、と改めて思いました。
わが家もそういう意味で「オーガニック」でありたいと思います。エコ、スロー、オーガニック、横文字ばかりなのがしゃくだけど、いのちに溢れた世界を職人さんや長谷川さんが心を込めて手作りしてくださってます。それを私たち家族や友達が共感を持って見つめ、触れ、体験させてもらっています。 こんな家作りをさせてもらることに、改めて感謝!です。
あ、わが家は先週からしばらく工事お休み期間のようです。 台風の後、大工さんも左官さんもお忙しくて大変そう。 だから新しい写真しばらくありませんが、お許しを。
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