2004/09/03 (金)
■シロウトもやってみよう!竹で小舞をかいて、そこに練った土をつけていく昔ながらの土壁づくりにチャレンジしてみませんか? 私のような不器用でも大丈夫。乾くにしたがって、中塗り上塗りというのが重ねられていくそうですから、気にせずとにかくやってみましょう。左官さん、棟梁さんの指導あり。あなたも「にわか左官」になれるかも! 9時から5時まで、いつでもおいでください。(見るだけでなく体験をするには4時ごろまでには来てね。)
と呼びかけて、やってきました、チャレンジデイ。 朝、土や砂専門の建材屋さんから練った土が届きました。 山土、田の土などのブレンドに「すさ」(=稲わらを切ったもの)が混ぜられています。荒塗り用の土のすさは、根元の方の太い部分を長めに切ったものです。ねばねばときれいでしょ。
先生は30年以上の経験を持つベテラン左官の世垣さんです。 竹小舞かきは見様見真似で何とか成功。 さあ、いよいよ土をつけます。 う〜ん、先生はいとも簡単にこてに土を乗せすーっと伸ばしていくのに、私たちが持ち上げて塗ろうとすると、ぼてぼて土が落ちちゃうのはなぜ? それでも次第に慣れて「何とか塗れる」ようになってくると、みんな「もしかして私ってうまいかも」と悦に入り出すのが面白い。 佳境に入ったところで、残念なことにデジカメがダウン。
朝から夕方まで全部で20人の大人プラス6人の子どもが来てくれました。そのほぼ全員、5歳から60代までの参加者が土塗りを体験。 藤原さん(うちの記録を35ミリカメラで撮ってくれている人)のようにやみつきになって終日塗りまくった人も。(職人になったら〜、の声あり) 2歳の流森(はるし)は母さんの寿理ちゃんが夢中で塗っている間、鳥籠のような家の真ん中で気持ちよさそうにすやすやお昼寝。 幼稚園児のひなちゃんは、母さんと一緒に塗っているのでは飽き足らず、自分は「玄関」の壁に塗りたいと主張。一こて分をちゃんと塗りました。 他のみんなもそれぞれ無心になって「高級な泥遊び」の境地に浸っていた様子。 私もとにかく楽しかったあ!!
参加者のデジカメのデータがもらえたら、またその様子を載せますね。
世垣さんはじめ、応援の左官さんたち、棟梁の遠藤さん、大工の橋本ジュニアさん、皆さん本当にありがとうございました!!
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