2015/12/07 (月)
東日本大震災から約4年半の当市では液状化対策工事が続いている 軟弱地盤の市街では殆どの家に地震の影響が出た だが少々の傾きには慣れたとそのまま暮らす人も多い 家全体を基礎から持ち上げないと駄目な家も有り経済的負担が大きいからだろう
軟弱地盤を改良する為、地中の水抜きをする液状化対策工事が行われている 水を抜くことで地盤が更に下がり傾きなどが酷くならないか?とは誰でも考える しかし偉い人の大丈夫と言う声に従いその工事は着々と進められている
実際の水抜きが始まる前に現在の建物の状況を調べる事になった 対象戸数は千を超えると思われるが幾つかの業者で手分けしての調査になる その内のひとつに関わっているので初めての住宅調査が今日から始まった
今日のお宅は地震の被害が大きかったので、前の建物を解体し立て直したらしい 平屋で建坪も少ない新しい家だが1日で調べは終わらなかった 調査の方法は以前やっていたものに比べれば格段に手間のかかる方法になっている 震災の被害が出たままの家なら1軒の調べに2、3日掛かるかも知れない この先何時までか聞いてはいないが、来年半ばまでは続きそうな住宅調査が始まった
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