2014/05/28 (水)
3年前、大地震の後で初めて見たKoyaさんの家は無残な状態だった 家の基礎は割れ座敷の中央は大きく窪んで畳はトランポリンのようだった 立派な作りでは無いが女手一つで子育てをしてきた生活が染み付いた家 これを直して住んで行けるのと素人眼にも半信半疑だった その日から約4か月、家の再建をする大工さんの手伝いをしてきた
昼寝の為に座敷で天井を見上げると3年前の様子は信じられない 建具や壁、天井は元のままなのだが地震で受けた爪痕の酷さが感じられない 地震の前よりスッキリした家の内外を見て今でも感謝の言葉が絶えないKoyaさん
家が古いので細かい傷みは多いが今回は体裁の悪い所だけ直した 素人の補修なのでテープを貼ってその上にペンキを塗った場所も有る 綺麗にして貰ったと喜んで呉れると何か面はゆい 丁寧な仕事とは言えないのに幾らかの手間賃を頂いた この後も具合が悪ければ何時でも呼んでと言って今回の仕事を終えた
|