2014/05/12 (月)
1泊2日で三陸沿岸の津波被災地視察旅行に参加した 両日とも地元ボランティアから被災時の様子や復興状況の説明を受けた 瓦礫の片付けは殆ど終えている様子で沿岸地からは土盛りが始まっていた 新しく造成された場所で工場や加工場が動き出している所もあるとか だが人々の仕事場確保となるとまだ緒に着いた段階だろう
津波が乗り越えたと言う海面から30m程の土手に立って思った 自然には人間の考えが及ばない力が有る 高々10m程の土を盛っても津波がこれを乗り越えないと言う保証は無い これを乗り越えた津波は引き波で盛り土は一気に持ち去るのでは? 昔からの岩土は残っても人間の作った構造物が見当たらない被災地 人間にとっては被災だが自然にとっては当たり前の現象かも知れない
今だ不明の方々も含め痛ましい津波犠牲者の話はよく聞く 今回、津波から人災を免れたと言う話も多く紹介して貰った 何れも過去の事例や先人からの言い伝えを生かした結果だったとか
予測には無限に近い奥行きや深さが有る だが被害を最小限にとどめる為に知恵を出さなくてはならない 現地、現物を見ずして声高に講釈を垂れている先生方 頭の悪さをさらけ出さないでほしい
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